概要
Mac OS X で OpenCV をソースからコンパイルする簡易メモ。
cmake 、その他インストール
「CMake - Cross Platform Make」から cmake をダウンロードしてインストールしておく。
OpenCVは依存が結構あるので、「Mac_OS_X_OpenCV_Port - OpenCV Wiki」あたりを参考に入れておく。
Python と numpy のインストル
Python は 自分が利用するバージョンのPython をインストールし、numpy をインストールしておく。
OpenCVのコンパイル
Pythonサポートを正常にコンパイルするには Python 関連のパスを指定して cmake した方が良い。
curl -L http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/files/opencv-unix/2.4.2/OpenCV-2.4.2.tar.bz2/download -o OpenCV-2.4.2.tar.bz2
tar xvfj OpenCV-2.4.2.tar.bz2
cd OpenCV-2.4.2
mkdir build
cd build
cmake -D CMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE \
-D CMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local \
-D BUILD_NEW_PYTHON_SUPPORT=ON \
-D PYTHON_EXECUTABLE=/path/to/bin/python2.7 \
-D PYTHON_LIBRARY=/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/libpython2.7.dylib \
-D PYTHON_INCLUDE_PATH=/path/to/include/python2.7 .
make -j2
わたしは都合によりOpenCVを複数バージョン使い分ける必要が出る場合があるので、make install しない。
PYTHONPATHを通す
Python から利用するために、cv2.so があるディレクトリにPYTHONPATH を通す。
export PYTHONPATH=$PYTHONPATH:/path/to/OpenCV-2.4.2/lib
確認
Python を起動して「import cv2」で、import が正常に動作するか確認。「help(cv2)」等してみると良い。