2012年1月9日

matplotlib で日本語を表示する設定

Python のグラフライブラリmatplotlib はデフォルトだと日本語フォントではないため、日本語が正常に表示されません。
設定は簡単です。

まず現在読み込んでいる設定ファイルの位置を確認します。

import matplotlib
matplotlib.matplotlib_fname()
設定ファイルのパスが表示されます。この設定ファイルを「~/.matplotlib」以下にコピーします。
cp /path/to/matplotlib/mpl-data/matplotlibrc ~/.matplotlib
中に以下のような行を追加します。この例ではフォントは Osaka にしていますが、「~/.matplotlib/fontList.cache」というファイルの中に利用できるフォント名が書き出されているので、好きなフォントを設定してください。
font.serif : Osaka
font.sans-serif : Osaka
ipython などで動作確認を取ってみます。
ipython --pylab
x=arange(0.0, 2.0, 0.01)
y=sin(2*pi*x)
plot(x,y,"-")
title(u"日本語タイトルです")
xlabel(u'X軸のラベル')
ylabel(u'Y軸のラベル')
以上

2012年1月3日

hunchentoot 1.2.2、clsql、cl-markup で簡易サンプルを作成してみた

hunchentoot は 1.2 で API が結構変更になっているのだけど、ネット上にあるサンプルは古い物が多いので、1.2.2で簡易なサンプルを作成してみた。
https://bitbucket.org/sakito/hunchentoot-sample/src

View は cl-markup
ORM は clsql で MySQL を利用している。
clsql は環境によってはうまく日本語がはいらないかもしれない。
値を入力して、確認、DBへ挿入、ログの出力までとりあえずしている。
テストを書いてないのとテスト不足なので品質がいまいちなのだけど、公開しておく。CCLでしか動作確認してないけど、それほどコードないし、他でも動作すると思う。

使い方を簡単に。

hg clone https://bitbucket.org/sakito/hunchentoot-sample
cd hunchentoot-sample/simple
ccl
;; ロード
(ql:quickload :hunchentoot-sample)
;; 起動
(hunchentoot-sample::start)
これで http://localhost:4242/my/ にアクセスすると動作する。
終了するには以下で。
;; 終了
(hunchentoot-sample::stop)
環境によっては上手くコマンドうてないかもしれないけど、その場合は強制終了してください。

これだけだとおもしろくないのでソースもはっておきます。