2011年10月1日

MarsEdit でプレビューできる文法を追加する

MarsEdit 3.3.4(¥3,450)App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 仕事効率化
販売元: Red Sweater Software - Red Sweater Software(サイズ: 6 MB)
全てのバージョンの評価: (2件の評価)

MarsEditは標準で「HTML」、「Markdown」、「SmartyPants」、「Textile」のプレビューができます。
プレビューにどの文法を利用するかは、プレビューウィンドウの「Preview Text Filter」で選択します。
このプレビュー文法は追加することができます。

文法追加手順

標準の文法ファイルは「~/Library/Application Support/MarsEdit/TextFilters」以下に用意されいて、追加ファイルもこのフォルダの中に入れます。

まず簡単にPHP Markdown Extraを追加してみます。
PHP Markdown Extra 1.2.4 をダウンロードすると、「php-markdown-extra-1.2.4.zip」というzipファイルが落ちてきますので、これを解凍します。
解凍ソフトによりますが、標準的には「PHP Markdown Extra 1.2.4」という名称のフォルダが生成されるはずです。
このフォルダを「PHP Markdown Extra_1.2.4」とバージョン番号の前を空白でなくアンダーバーにした名称に変更します。
名称変更したフォルダを、先程のTextFiltersフォルダにそのまま入れます。MarsEditを再起動すると、利用が可能になっています。
プレビューで「PHP Markdown Extra」を選択して、PHP Markdown Extra文法を試してみてください。

文法フィルタのルール

テキストファイルを引数にすると、HTMLを出力するプログラムであればいかなる文法フィルタでも変更無しで追加することが可能です。
文法フィルタが一つのプログラムファイルで構成されている場合は非常に簡単ですが、もし複数のファイルが必要な場合は注意が必要です。
複数のファイルが必要な場合は、最初に起動してほしいファイルの名前をフォルダ名からバージョン番号を除いた名前にする必要があります。
実際にそうしたファイルを作成してみると簡単です。

オリジナルの文法フィルタ作成

自分オリジナルの文法フィルタを作成してみます。
PHP Markdown ExtraPHP SmartyPants Typographerを組合せてみます。
「PHP Markdown Extra + PHP SmartyPants Typographer_1.0」というフォルダを作成します。
PHP Markdown ExtraPHP SmartyPants Typographerを解凍して中に入っているPHPファイルをフォルダにコピーもしくは移動します。
「PHP Markdown Extra + PHP SmartyPants Typographer.php」というファイルを作成し以下の内容にします。

#!/usr/bin/env php
<?php
require_once 'markdown.php';
require_once 'smartypants.php';

$text = file_get_contents('php://stdin', 'r');
$text = Markdown($text);
$text = SmartyPants($text);

echo $text;
?>

MarsEditを再起動し、Preview Text Filter で「PHP Markdown Extra + PHP SmartyPants Typographer」を選択すればプレビューが可能です。

その他の文法

他の文法も簡単に追加できるので追加手順はまたの機会にメモしてみます。

2011年10月09日追記:

以下でMarsEditに追加できる形式にした文法ファイルを公開しています。
sakito / MarsEditPlugIn / source — Bitbucket
必要な文法がある場合は、自己責任でご利用ください。

2011年8月3日

企業で Apple ソフトウェア(Mac OS X Lion など)を大量導入(20以上)する場合 はボリュームライセンスが存在する

Mac OS X Lion などを企業で大量に購入する必要があり場合、Appleソフトウェアボリュームラインセンスが利用できる。
ボリュームライセンスの詳細は以下から見ることができる。
アップル - Mac - Appleソフトウェアボリュームライセンス
20ライセンス以上でないと購入できないという制限はあるが、纏め買いできるので、企業での大量アップデートなどに利用できる。
Apple Online Sotre を利用して購入することができるので結構手軽だと思われる。

2011年6月26日

Android 開発で「Error generating final archive:Debug Certifica」と出た時 の対処

これはそれなりの期間開発している人にしか発生しない現象。 debug.keystore の有効期限切れが原因。
Mac 環境では $HOME/.android 以下に debug.keystore が存在するので、再生成するか、削除すれば良い。

2011年5月17日

Facebook で Create App した時「Your account must be verified before you can take this action」と表示された時の対処方法

いろんな方法があるが携帯があるならConfirm Your Phoneの画面にいって携帯メールにメールを飛して認証するのが簡単。

2011年5月14日

Scala 2.9.0 final インストール

インストール

IzPack Installer を利用してインストールする場合は以下。

curl -O http://www.scala-lang.org/downloads/distrib/files/scala-2.9.0.final-installer.jar
java -jar scala-2.9.0.final-installer.jar

MacPorts を利用した方が楽。

sudo port -v selfupdate
sudo port install scala29

ドキュメントもダウンロードしておく。

curl -O http://www.scala-lang.org/downloads/distrib/files/scala-2.9.0.final-devel-docs.tgz
tar xvfz scala-2.9.0.final-devel-docs.tgz

今回はMacPortsでインストールした。

バージョンの選択

MacPorts でインストールしていて scala28 がインストールされている場合はバージョンを選択しておく方が良い。
「scala_select」コマンドを利用する。

# 選択できるバージョンを確認
scala_select -l 
# バージョン選択
sudo scala_select scala29
# 確認
which scala
scala -version
scalac -version

新機能

  • Parallel Collections 追加
  • App Trait 追加
  • DelayedInit Trait 追加
  • Repl機能向上
  • Scala コマンドに実行関連オプション追加
  • @strictfp アノテーション追加
  • try-catch-finally
  • scala.sys と scala.sys.process パッケージ追加
  • collectFirst, maxBy, minBy, span, inits, tails, permutations, combinations, subsets 追加
  • AnyRef が特化型になった

App Traitの動作確認

サンプル作成はApp Traitは簡単なので、とりあえずApp Traitを動作させてみる。

Echo.scala として以下を作成

object Echo extends App {
  println("Echo" + (args mkString " "))
}
# コンパイル
scalac Echo.scala
# 実行
scala Echo hello
# 出力
Echohello

実行時、以下のエラーが発生するかも。

Exception in thread "main" java.lang.RuntimeException: Cannot figure out how to run target: Echo
       at scala.sys.package$.error(package.scala:27)
       at scala.tools.nsc.GenericRunnerCommand.scala$tools$nsc$GenericRunnerCommand$$guessHowToRun(GenericRunnerCommand.scala:38)
       at scala.tools.nsc.GenericRunnerCommand$$anonfun$2.apply(GenericRunnerCommand.scala:48)
       at scala.tools.nsc.GenericRunnerCommand$$anonfun$2.apply(GenericRunnerCommand.scala:48)
       at scala.Option.getOrElse(Option.scala:109)
       at scala.tools.nsc.GenericRunnerCommand.(GenericRunnerCommand.scala:48)
       at scala.tools.nsc.GenericRunnerCommand.(GenericRunnerCommand.scala:17)
       at scala.tools.nsc.MainGenericRunner.process(MainGenericRunner.scala:33)
       at scala.tools.nsc.MainGenericRunner$.main(MainGenericRunner.scala:89)
       at scala.tools.nsc.MainGenericRunner.main(MainGenericRunner.scala)

これは classpath がカレントディレクトリに通ってないため発生する。classpath を明示的に指定。

scala -classpath . Echo hello

実行されるはず。

通常は「SCALA_HOME」環境変数の設定は不要。scala コマンドのあるディレクトリの一つ上を「SCALA_HOME」ディレクトリに自動設定している。

他の機能は使いながら調査する。

Emacs設定

ensime を利用する。
2.9に対応したバイナリはリリースされてないが、ソースを直接取得コンパイルすれば動作する。

2011年2月11日

ToDo、タスク管理は Google Tasksで決まり

Google のサービスに Google Tasks があります。
http://mail.google.com/tasks/
GmailやGoogle Calendar では英語のインターフェースにしないと表示されないので、それほど使われていないのかもしれません。
ブラウザから利用すると不便なこのサービスは専用クライアントを利用することでとても便利なサービスになります。

Windows/Mac/Linuxのデスクトップから利用する

その名もGoogle Tasksという名前のAdobe Airで作成されたアプリケーションがあります。
Adobe Air製なので、Windows/Mac/Linuxのデスクトップで利用することができます。
このアプリケーションが便利なのはアクセスできるのがGoogle Tasksに限らないということです。
Google が提供するサービスのモバイルインターフェース全てにアクセスできます。
Google 専用ブラウザとして利用しても大変便利です。
googletasks.png

iPhoneから利用する

iPhoneのSafariでログインしても利用できますが、専用アプリを利用した方が便利です。利用するアプリはGoTasksです。

GoTasks 1.4.3App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: 無料
更新: 2011/01/04
無料アプリというのが信じられないぐらい強力なアプリケーションです。

Androidアプリはまだ捜していませんが、捜せばありそうです。

Google Tasks以外のタスク管理サービスに関して

タスク管理なんて必要ないと思っていても、やってみると重要性に気づいたりします。
この分野ではRemember The MilkToodledoが有名です。
ユーザが多く、かつ連携アプリケーションも多いのでこちらの方が便利な場合もあります。
始めるだけなら全て無料ですので、アカウントを作成して始めてみてはどうでしょうか。
きっと、新しいことを発見できると思いますよ。

2011年2月6日

Mac OS X で JBoss 5.0.1 の起動まで

JBossはオープンソースのEJBコンテナ。RedHat社がサポートを実施していますが、オープンソースですので誤解なきように。
公式サイトはhttp://www.jboss.org/です。

ダウンロード

sf.net で配布されています。http://sourceforge.net/projects/jboss/
公式サイトからたどるとややわかりずらいですね。http://www.jboss.org/jbossas/downloads.htmlからsf.netにリンクしています。
2011年1月現在最新版は7.0です。ちなみにRedHatが正式にサポートしているのは 5.0のシリーズになっているようです。
仕事で使うことを想定すると RedHat がサポートしているバージョンをとりあえずいじった方がよさそうなので、jboss-5.0.1.GA.zip をダウンロードして解凍してどこかに置いておきます。

起動

bin/run.shで起動します。
http://localhost:8080/ にてアクセスが可能です。

OutOfMemoryErrorへの対処

けっこう OutOfMemoryError が出て起動が完了しませんでした。run.conf の設定を変更すると良いはずなのですが、変更しても反映されないので、run.sh の中身の変更が必要でした。
JAVA_OPTS が設定できれば良いので、どこで設定しても大丈夫です。

今後の調査項目

とりあえず JBoss でサンプルアプリを動作させて、Seam 等のフレームワークも動作させてみたいです。
また JBoss Tools で Eclipse での開発もためす必要があります。
機能がかなりあるので、計画的に調査していこうと思います。